市役所職員から転職すると後悔する?転職して良かったかリアルを解説

2025.7.31

行政職員

市役所職員から転職すると後悔する?転職して良かったかリアルを解説

市役所職員から転職すると後悔する?転職して良かったかリアルを解説

無料相談はこちらから

「このままでいいのかな…」

市役所という安定した環境で働きながらも、ふとご自身の将来のキャリアに、そんな迷いが生まれることはありませんか。その気持ちは、決してあなただけが抱える特別なものではありません。むしろ、ご自身の人生と真剣に向き合っているからこそ生まれてくる、大切な心の声なのです。

この記事は、キャリアに悩む市役所職員の方が、ご自身の気持ちと向き合い、納得のいく未来を描くための最初のきっかけになればと願って書いています。転職するかどうか、その結論を急ぐ必要はありません。まずはご自身の心の声に、私たちと一緒に耳を傾けてみませんか。

もし今、この記事を読みながら「自分の考えを整理したい」「誰かに話を聞いてほしい」と感じ始めているなら、私たちクジラボがお手伝いできるかもしれません。私たちは、公務員の方々のキャリアに特化したカウンセリングを行っている、あなたの味方です。

あなたのペースで、一緒に思考を整理していく。そんな時間も選択肢の一つとして、心の片隅に置いておいていただけると嬉しいです。

»転職する・しないはまだ決めなくて大丈夫。まずは今の気持ちを言葉にしてみませんか? 【無料相談を予約する】

なぜ、市役所職員を辞めたいのか…?よくある4つの本音

辞めたいと悩んでいる市役所職員

市役所からの転職を考える背景には、人それぞれ、言葉にしにくい複雑な思いがあることでしょう。

ここでは、私たちがキャリアカウンセリングの現場で直接お聞きしてきた、多くの方が胸の内に秘めている本音をご紹介します。

専門性が育ちにくい人事異動に疑問を感じる

数年ごとに全く異なる分野へ異動するジョブローテーションは、市役所の特徴の一つです。

幅広い分野への一定の知見が得られるメリットがある一方で、異動のたびに経験がリセットされるような感覚は、キャリアが積み上がっていく実感を得にくくさせる一面もあります。

3年ごとに福祉、税務、土木と全く異なる分野を渡り歩き、気づけば30代半ば。「自分には一体、何のプロフェッショナルなスキルがあるのだろう…」と、自信を失ってしまう方も少なくありません。

また、私たちクジラボにご相談に来られる方々からは、「異動希望が通らないからやりたいことができない」という声も多く聞かれます。

例えば、市役所職員のTさんは、大学で国際関係を学んだ経験から地域外交に携わる希望を持って入庁したものの、実際は畑違いの部署を異動し続けることにモヤモヤを感じていらっしゃいました。

» 「つらかった理由がようやくわかった」  転職を急がなくても大丈夫と思えるように

このように、「やりたいこと」と「やっていること」の間に溝が生まれた状態で仕事を続けるのは、非常に苦しいことだと思います。

前例踏襲ばかりの仕事に意欲を削がれる

「住民のためを思って練り上げた企画が、『前例がない』という一言で、前に進まなかった。本当に価値あることは、この組織では実現できないのかもしれない」

そんな無力感を抱えて、クジラボのカウンセリングの扉を叩く方は少なくありません。

住民の暮らしを良くしたいという純粋な善意や情熱が、分厚い組織の壁に阻まれてしまうもどかしさは、計り知れないものがあります。

変化を恐れる組織の体質は、時に職員の意欲を少しずつ削いでいきます。

新しい挑戦よりも慣例通りに進めることが評価される環境では、改善への意欲を維持し続けること自体が困難になってしまうのです。

民間企業から転職し、町役場の職員として6年間働いてきた30代男性は、社会に貢献できると信じて選んだ道だったにもかかわらず、次第にその組織風土に強い違和感を抱くようになったと、その胸の内を話してくださいました。

» 転職への覚悟が、前向きな決意に変わった

将来を描けない働き方への不安がある

制度として育児休暇や時短勤務が整っていても、実態が伴っていなければ、将来のライフプランを描くことは難しくなります。

「子どもが熱を出してもリモートワークという選択肢はなく、結局は自分の有給休暇を消費するしかない。この働き方では、とても二人目は考えられない…」

これは、育児と仕事の両立に悩む女性の方から聞く言葉です。

公務員の働き方は、制度が整っている一方で、個々の事情に合わせた柔軟な対応が難しい側面もあります。

特に、子育てや介護といったライフステージの変化に直面したとき、組織に依存する働き方に限界を感じ、「自分の人生を、もっと自分の裁量でコントロールしたい」という思いが強まる方もいらっしゃいます。

頑張りが報われない評価制度にやりがいを見失う

「困難な案件を率先して引き受けたつもりでも、評価は同期と横並び。頑張っても頑張らなくても同じなら、一体何のために努力するのか分からなくなった」

仕事に前向きな方ほど、努力や成果が正当に評価されにくい年功序列の風土に、大切な情熱をすり減らしてしまうことがあります。

もちろん、安定した評価制度には良い面もあります。

しかし、より良い行政サービスのために力を尽くしたいと考える人にとって、「やってもやらなくても同じ」という空気は、仕事への誇りや目的意識を失わせる原因になりかねません。その結果、やりがいを見失い、転職という選択肢が頭をよぎるようになるのです。

» まずはあなたが抱えるモヤモヤをお聞かせください。前向きになれる道を一緒に考えます【無料相談を予約する】

転職は「逃げ」じゃない。キャリアを再構築するチャンス

チャンスを掴む女性

転職を考え始めると、「今の状況から逃げたいだけかもしれない」と、ご自身を責めてしまう。そんな声もよく聞きます。

ですが、ご自身のキャリアを真剣に見直すことは、決して「逃げ」ではありません。むしろ、自分らしい人生を取り戻すための、とても前向きで勇気ある一歩だと私たちは考えています。

大切なのは「転職で何を叶えたいか」

転職は、それ自体がゴールなのではなく、あくまであなたの理想の未来を実現するための「手段」の一つです。

今の不満を解消することだけを考えるのではなく、「新しい環境でどんな働き方をしたいのか」「何を大切にして生きていきたいのか」といった、ご自身の「望ましい状態」を明確にすることが、後悔のない選択につながります。

とはいえ、考えれば考えるほど「本当に転職しない方がいいのでは?」という迷いが生まれるのも、当然のことです。

一度立ち止まって、転職するメリット・デメリットを両方の視点から冷静に考えたい方は、こちらの記事がきっと判断の助けになるはずです。

» 公務員は転職しない方がいい?本当に悩む前に知っておくべき真実

「お試し」の情報収集が視野を広げることも

「転職活動を始めたら、絶対に今の仕事を辞めなくてはいけない」ということではありません。

まずは、選考を前提としない「カジュアル面談OK」の企業に、少しだけ話を聞きに行ってみる。それだけでも、見える景色は大きく変わるものです。

外の世界に触れてみることで、改めて市役所の仕事の魅力や社会的信用の大きさに気づくこともあります。逆に、「こんな世界があったのか」と新たな目標が見つかることもあるでしょう。

大切なのは、今の場所にとどまるにせよ、新しい道に進むにせよ、あなた自身が納得できる情報を集め、広い視野で判断することです。

市役所経験は武器になる。民間でも通用する3つのスキル

調整能力を活かして働く女性

「市役所の仕事は特殊で、民間企業では通用しないのではないか」

長年、公務員のキャリアと向き合ってきた私たちクジラボは、多くの方がそう思い込んでいることを知っています。

ですが、どうかそんな風に考えないでください。あなたにはすでに、市役所での日々の業務を通じて、民間企業が強く求める価値あるスキルがしっかりと身に付いています。

高度な調整能力

住民、事業者、地域の各種団体、そして庁内の他部署…。

様々な立場の人々の間に入り、時には相反する利害を調整し、難しい落としどころを見つけてきた経験は、あなたの大きな強みです。

この能力は、あらゆるビジネスシーンにおける交渉や、複雑なプロジェクトの推進において、そのまま活かすことができる、非常に市場価値の高いスキルなのです。

質の高い文書・資料作成能力

条例や規則といった厳格なルールに基づき、一言一句の正確性が求められる公的な文書を作成してきた経験。

それは、民間企業における契約書や社内規程、株主向けの報告書など、高い精度が求められる書類作成業務でそのまま活きる強力な武器となります。

また、住民説明会などで用いる資料を作成してきた経験も、顧客への提案資料作成などに応用できる説得力のあるコミュニケーション能力の証です。

その正確性と網羅性は、多くの民間企業で高く評価されるポイントです。

着実なプロジェクト管理能力

新規事業の計画立案から予算要求、発注者としての入札対応、そして事業完了後の報告まで。一連の流れを責任者として管理してきた経験は、まさに民間企業におけるプロジェクトマネジメントそのものです。

予算と納期という厳しい制約の中で、関係各所と連携しながら物事を着実に前に進める力は、どのような業界であっても重宝される、普遍的な能力といえるでしょう。

» クジラボの無料相談を利用して、”あなたらしい強み”を言語化してみませんか?公務員キャリアのプロがお待ちしています。

市役所職員からの転職先はどんなところが多いのか?

青空と市役所

市役所からのキャリアチェンジには、あなたが今思っている以上に多様な可能性が広がっています。

これまでの経験は、決して無駄にはなりません。ここでは、私たちが支援してきた実例から見えてきた、代表的な4つのキャリアパターンをご紹介します。

①経験を直接活かす「行政知見×専門職」

これまでの経験が、転職市場で強力なアピールポイントになる道です。

実際に私たちクジラボがサポートした事例の中でも、市役所での税務経験を活かし、税理士法人の内定を獲得されたTさん(30代・男性)という方がいらっしゃいます。Tさんは短期間の異動でスキルが身につかないことや長時間労働、変化しない組織の体質に不満を感じていたことから、転職を決意されました。

>>「強みがわかって自信が持てた」 民間で通用する?から一転 3社内定、税理士法人へ

また、40代の方で、長時間労働をこれ以上続けられないと判断し転職を決意。財務系の経験を活かして、金融機関に内定された方もいらっしゃいます。

このように、財務・税務系の部署での経験は金融機関や税理士法人で、法規や契約関連の業務経験は企業の法務・総務といったバックオフィス部門で高く評価されます。

また、公共事業の発注者側として入札対応を経験したことは、事業会社の企画部門などで直接活かすことができるでしょう。

②想いを形にする「対人支援・サポート職」

「もっと直接的に、誰かの役に立ちたい」というその温かい想いを、別の形で実現するキャリアも選択肢の一つです。

市役所で培った様々な立場の方の話を丁寧に聞き、課題解決に導いてきた経験は、対人支援の仕事で大きな力となります。

具体的には、以下のような仕事が挙げられます。

  • 個人のキャリアの転機を支えるキャリアアドバイザー

  • 企業の組織や人材の成長を後押しする人事

  • より良い社会の実現を目指して活動するNPO職員

あなたの持つ「貢献したい」という気持ちが、最も輝く場所かもしれません。

③未経験から挑戦する「公務員とは全く異なる職種」

市役所での経験を一旦リセットし、新しい世界でご自身の可能性を試してみたいという想いも、素晴らしい挑戦です。

近年、民間企業では未経験者採用の門戸が広がっており、特に20代の方であればポテンシャルを評価されてのキャリアチェンジの可能性は十分にあります。

また、30代であっても、これまでの社会人経験で培った課題解決能力や調整力をアピールすることで、未経験の職種へ転職できたという事例も増えています。

法人向けの営業職やマーケティング職、顧客の成功を支援するカスタマーサクセスなど、市役所では得られなかった新しいスキルを身につけ、ご自身の世界を広げていく道です。

④組織に縛られない「自立的な働き方」

フリーランスや起業といった、ご自身の裁量で仕事を進める働き方も、一つの選択肢です。

市役所で培った段取り力やプロジェクトを管理する力は、独立後の自己管理やクライアントとの仕事を進める上で間違いなく役立ちます。

実際に、市役所でフルタイムパートとして働いていたあるOさん(30代・女性)は、責任ある業務を任されることが多く、子育てとの両立に悩んでいました。断りきれない依頼で、お子さんの学校行事に行けないことも続いていたそうです。このままでは家庭も仕事も中途半端になってしまうと感じ、一歩を踏み出した結果、現在は事務職のフリーランスとして、ご自身のペースで活躍されています。

» 家庭との両立に向けて、フリーランスの道が“選べる選択肢”に

ただし、この道は安定した収入が保証されるわけではないため、相応の覚悟と準備が必要な選択肢ともいえます。

» 転職は自分らしく生きるための手段の一つです。クジラボでは、公務員の方々が心から納得できる選択をするためのサポートをしています【無料相談を予約する】

市役所職員からの転職で後悔しないために知るべき、民間企業との違い

市役所職員から転職して働く女性たち

転職後に「こんなはずではなかった」と後悔しないために、市役所と民間企業の「当たり前」の違いを、あらかじめ知っておくことは非常に重要です。

ここでは、特に心に留めておいていただきたい3つのポイントをお伝えします。

①評価とスピード感

業界や会社によって差はあるものの、民間企業では年齢や経験年数以上に、出した成果が評価や報酬に直結する傾向があります。

また、市場の変化に迅速に対応する必要があるため、意思決定のスピードも速いことが多く、はじめはその速さに戸惑いを感じるかもしれません。

しかし、それは裏を返せば、ご自身の頑張り次第で早くから評価され、責任ある仕事を任される可能性があるということでもあります。

②求められる主体性

民間企業では、手厚い研修が用意されているのを待つのではなく、自ら主体的に知識を吸収し、組織に対してどのように価値を発揮できるかを考え、行動していく姿勢が求められる場合があります。

これは一見、厳しい環境に聞こえるかもしれません。

しかし、この経験を通じて、組織に依存するのではなく、ご自身のスキルでどんな環境でも生き抜いていける「自立的な安定」を手に入れることにも繋がっていくのです。

③給与と福利厚生

転職先の業界や職種、また、ご自身の現在の年齢によっては、一時的に給与が下がる可能性も十分にあります。

市役所の充実した福利厚生や退職金制度は、やはり大きな魅力の一つです。

だからこそ、目先の条件だけでなく、5年後、10年後にどのようなスキルを身につけ、どのようなキャリアを築いていたいかという長期的な視点で、キャリア全体の損益を考えることが大切になります。

納得できる未来を選ぶための、具体的な3ステップ

キャリアの壁打ちをする様子

では、納得できる未来を実現するために、具体的に何から始めればよいのでしょうか。漠然とした不安を、具体的な行動に変えるための3つのステップをご紹介します。

どれも、誰でも今日から始められることです。

1:A4用紙に本音を書き出す

まず、静かな時間を見つけて、A4用紙を1枚用意してみてください。

そして、「仕事でやりがいを感じた業務」「逆に、苦痛だった業務」「時間を忘れて没頭できたこと」などを、思いつくままに書き出してみましょう。うまく言葉にできなくても構いません。箇条書きでも、単語の羅列でも大丈夫です。

たったこれだけでも、あなた自身が仕事に何を求めているのか、その輪郭が少しずつハッキリしてくるはずです。

2:リアルな情報を仕入れる

転職サイトをただ眺めるだけでなく、もし可能であれば、民間企業で働くご友人や知人に「最近どう?少しお茶でもしない?」と声をかけてみることをおすすめします。

インターネット上にはない、仕事のリアルな喜びや苦労話を聞くことで、あなたの選択肢の解像度が格段に上がり、民間企業で働くことへのイメージがより具体的になるでしょう。

3:利害関係のない第三者と「壁打ち」する

一人で考え込んでいると、どうしても視野は狭くなりがちです。ご家族や職場の同僚への相談ももちろん大切ですが、時にはあなたのキャリアに対して何の利害関係もない第三者と対話する「壁打ち」が、思考の突破口を開いてくれることがあります。

私たちクジラボは、まさにこの「利害関係のない第三者」として、あなたのキャリアの壁打ち相手になることを何よりも大切にしています。

私たちは、決して「転職しましょう」とは言いません。公務員の組織文化や特有の悩みを深く理解したキャリアアドバイザーとの対話を通じて、市役所に残る選択も含めて、あなたが心から納得できる答えをご自身で見つけ出す。その大切なプロセスに、とことん寄り添います。

»【夜間・週末も予約可能】公務員キャリアのプロへの 無料相談をご希望の方はこちら

あなたのキャリアは、あなたが決めていい

笑顔の女性

市役所からの転職を考えることは、決して特別なことでも、間違ったことでもありません。それは、あなたの人生と真剣に向き合っている、何よりの証拠です。

転職するかしないか、その答えを出すのは今すぐでなくて構いません。一番大切なのは、「このままでいいのだろうか」という気持ちから目をそらさず、ご自身が納得できる未来を、ご自身の力で選んでいくことなのだと、私たちは信じています。

もし、この先ご自身のキャリアについて一人で考え続けることに難しさを感じたり、専門家の視点から具体的なアドバイスがほしいと思われたりしたなら、いつでもクジラボのドアをノックしてください。

まずは、あなたの今の気持ちを、私たちに聞かせていただけませんか?きっとお力になれるはずです。

行政職員専門のキャリアデザインプログラム

行政職員専門の
キャリアデザインプログラム

ロゴ

無料キャリア相談はこちらから

keyboard_arrow_right
コラム一覧へ戻る

市役所職員から転職すると後悔する?転職して良かったかリアルを解説

ロゴ

お問い合わせ

お仕事に関するご相談やご依頼、
その他お問い合わせはこちらから
お気軽にお問い合わせください。

arrow_forward

無料相談予約

キャリアに関するご相談については
平日・土日問わずお気軽にご相談ください。
カレンダーよりご予約可能です。

arrow_forward