
市役所職員14年目
転職

市役所に入庁してから14年、これまで幅広い業務を経験してきたTさん。与えられた職務には真摯に向き合い続けてきましたが、5年目に経験したパワハラや、長年変わらない組織体質、そして3年ごとの異動による蓄積されにくい経験に、次第に限界を感じ始めていました。
「このまま定年まで働き続けるのは現実的ではない」――そう感じながらも、民間で通用するのかという不安や、何から始めればよいのか分からないという迷いから、一歩を踏み出せずにいたといいます。そんな中、Tさんが出会ったのが、公務員に特化したキャリア支援サービス「クジラボ」でした。
キャリアのモヤモヤにどう向き合い、どのように転職を実現したのか。その過程と思いを語っていただきました。※掲載内容は個人の体験談であり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。求人や、ご経験・スキル・地域によって、条件や結果は異なります。
新卒で市役所に入庁し、5年目にパワハラを受けたことがきっかけで、「いつかは辞めたい」という気持ちをずっと抱えていました。ただ、公務員以外の仕事で自分が通用するのかという不安もあり、3年ごとの異動に忙殺されているうちに、あっという間に10年が経っていました。
このまま定年まであと30年を今の働き方で過ごすのかと考えると、強い危機感を覚え、「このままで本当にいいのか、一度立ち止まって整理したい」と思ったことが、相談のきっかけです。
通常の転職エージェントでは「転職前提」で話が進む印象があり、現職を続ける選択肢も含めてフラットに相談できる場を探していました。クジラボは、公務員に特化していて、転職ありきではない姿勢が感じられたので、安心して話せるのではと感じました。
プログラムの受講については「転職しなかったら無駄になるのでは」という不安も当初は少しありましたが、無料相談で話すうちに、「モヤモヤが少しでも晴れるなら受けてみよう」と思えるようになりました。
初めは自己分析のプログラムのみでもよいかと思っていましたが、「全力で取り組んでこそ得られるものがある」と考え、転職支援のプログラムも合わせて受講することにしました。
毎回のセッションに手応えがあり、受けてよかったと心から感じています。
最初は、「辞めたい」「この先どうすればよいのか」といった漠然としたモヤモヤが大きかったのですが、回を重ねるごとに少しずつ視界が開けてきて、最終的には前向きに未来を描けるようになりました。
価値観と強みの理解を深めるセッションが特に印象に残っています。
診断ツールの結果をもとに、これまでの実体験と照らし合わせながらメンターと対話を重ねたことで、「確かに自分はこういう時にこう行動していた」と、自覚を伴った納得感を得ることができました。
特に「強み」の言語化は大きな気づきでした。それまで強みに目を向ける習慣がなく、言語化の宿題には苦労しましたが、最終的に「物事をゴールから逆算して考える力」が自分の軸であると明確にできました。
この強みは、後の転職活動においても自信を持って語れるポイントとなりました。
受講前は、「このまま市役所にいてよいのか」「民間でやっていけるのか」という不安が常につきまとっていましたが、転職先が決まった現在、それらの不安はほぼ完全に解消されました。
もちろん新しい職場での適応に関する不安はありますが、それはチャレンジに伴う健全なものだと捉えています。
もっとも大きな変化は、自分の強みを認識し、それを言語化できたことで、自信がついたことです。
公務員しか経験のない自分が民間で通用するのかという不安がありましたが、仕事に対する姿勢や向き合い方が強みであると認識できたことで、「業界が変わってもやっていける」と前向きに考えられるようになりました。
また、モヤモヤを言葉にしながらメンターの湯本さんと対話を重ねていく中で、「転職を考えてもいい環境だと思いますよ」と客観的なフィードバックをもらえたことも大きかったです。
親や知人からは「公務員は安定しているから続けるべき」といったアドバイスしか得られず、一方で転職エージェントは転職を前提とした話をされる。その中で、第三者としてフラットな立場から意見をくれたのがクジラボでした。
自己分析と職務経歴書の添削、面接対策が、特に転職活動に直結したと思います。
行政文書とは異なり、民間の職務経歴書では「相手の視点に立って、簡潔かつ効果的にアピールすること」が求められます。添削では、書き方の違いを丁寧に教えていただき、自分の経験や強みを適切な言葉で表現できるようになりました。
また、自己分析によって自分の志向や方向性が明確になっていたため、転職活動でも「何を軸に選ぶのか」がブレることがありませんでした。
一度はエージェント経由で内定をもらいましたが、自己分析と向き合った上で「急いで決めるのは違う」と気づき、辞退しました。その後は、1社ずつ慎重に応募し、結果的には面接を受けた3社全てから内定をいただきました。
面接でも自身の強みを自信を持って伝えることができ、ある企業のケーススタディ型面接では「100点です」と評価していただく場面もありました。
仕事に対する姿勢や思考力がしっかりと伝わった結果だと受け止めています。
内定をいただいた税理士事務所に入社し、実務を通じて幅広い経験を積む予定です。
一つの場所で長く働くというよりは、段階的にステップアップしながらキャリアを築いていきたいと考えるようになりました。
プログラムの最後には入社後の目標設定も行ったのですが、2年以内に税理士試験の一部科目合格を目指しています。
将来的には国際税務などの専門領域にも挑戦したいという希望があり、まずは土台を広く築くことから始めるつもりです。
日々の業務に追われながらも、「このままで良いのか」と悩み続けている方は多いと思います。
身近に相談できる人がいなくて困っているという方は、まずは無料相談だけでも受けてみてください。
転職自体はクジラボを使わなくても可能な方もいると思います。しかし、ただ辞めるのではなく、「自分の軸を持って次のステップを選ぶ」ためには、丁寧な自己理解が不可欠です。
私自身、クジラボのプログラムに投資した価値は非常に大きかったと感じています。
特に若い世代の方にとっては、転職による影響も小さく、新たな環境に挑戦しやすい時期です。長く勤めると、「本当に辞めていいのか」と周囲に問われたり、転職市場で未経験から応募できる求人が少なくなったりと、難しさも増していきます。
悩んでいるなら、早めに一歩踏み出すことをおすすめします。
また私の場合、地元のつながりや地域の慣習に縛られて、「ここから自由に動けない」という感覚がありました。でも、それを理由に自分の人生を諦める必要はありません。
外の世界を知ることで、選択肢は広がります。ご自身の人生を、ご自身で選び取ってほしいと思います。