
2026.2.3
教員

無料相談はこちらから
「もう、仕事と子育ての両立は限界かもしれない……」
そんな気持ちを一人で抱えていませんか。
家庭と仕事の両立で苦しくなるのは、決してあなたの頑張りが足りないからでも、能力が不足しているからでもありません。
ここでは、教員ママが「辞めたい」と感じる背景、今の負担を軽くする方法、キャリアの整理の進め方、教員以外の選択肢をまとめました。
クジラボは教員に特化したキャリアカウンセリングプログラムを提供しており、これまで累計5,000名以上(※クジラボブランド累計 2026年6月時点)の先生方の悩みに伴走しています。
私たちは、続けること・辞めることのどちらか一方を強く勧めることはしません。「自分で選んだ」と思える答えにたどり着くまでのプロセスを、一緒につくることを大切にしています。
今のままで頑張り続けるのがつらいと感じたら、無料相談で一度だけ話してみてください。答えを急がず、あなたの状況に合う現実的な次の一歩を一緒に探します。
» クジラボの教員向けキャリアカウンセリングについて詳しく知る

「もう辞めたい」という切羽詰まった気持ちは、決してあなたの性格や能力の問題ではありません。
まずは、「なぜここまでしんどくなってしまうのか」を一緒に整理しながら、あなたの心と体を追い詰めている背景にあるものを言葉にしていくことが大切です。
長時間労働が常態化している学校現場において、定時で帰ることは難しいと感じる方が多いのが現実です。
文部科学省が公表した国際調査(TALIS 2024)では、日本の常勤教員の1週間当たりの仕事時間は小学校で週52.1時間、中学校で週55.1時間でした。同調査の参加国平均は、小学校で41.0時間、中学校で40.4時間です。平日は朝早く出勤し、夜遅くまで学校に残って業務をこなすため、帰宅してからは家事や育児に追われ、翌日の準備をして眠るだけの日々になりがちではないでしょうか。
特に小さなお子さんがいらっしゃる場合、お迎えなどのタイムリミットを意識しながら、終わりの見えない業務と向き合う毎日は、想像以上に精神的な負担が大きいものです。この拘束時間の長さは、直接的に「わが子との時間がとれない」という罪悪感につながります。自分の子どもとゆとりを持って関われないというモヤモヤは、言葉にできないほど大きなものでしょう。
また、最低限の授業準備や校務をこなすだけで定時を迎えてしまうことも珍しくありません。結果として、授業準備や事務作業を家庭の時間に食い込ませてしまうケースもあり、大切な家族団らんの時間が犠牲になってしまいます。
時間的余裕のなさこそが、教員ママを精神的に最も追い詰める構造的な要因の一つといえるでしょう。
参考:文部科学省|我が国の教員の現状と課題 (TALIS 2024)
授業以外の対応や調整業務が増えていると感じる現場もあり、教員の業務量は年々過密化しているという指摘があります。
しかし、忙しいことよりも先生の心をすり減らしているのは、理想とする教員生活と現実との間にギャップが生じていることかもしれません。
子ども一人ひとりの教育よりもそのほかの膨大な業務に追われ、理想が実現できないことに大きなもどかしさを感じてしまうのです。
実際に相談に来られた、小学校教員歴21年目のKさんはこのようにお話しされていました。
「教員という職業に誇りを持っており、天職だと思っていた時期もあります。ですが、特別支援学級で子ども一人ひとりに合わせて教育できたときのやりがいと、通常級で“授業をカリキュラム通りにうまく進める”ことに集中しなければいけないという現実のギャップに、大きな違和感を感じていました」
子どもたちのためを思って頑張っても、情熱が報われない感覚が、疲弊を深める大きな要因となっていると考えられます。
» “お母さんは私しかいない”——子育てとフルタイム復帰のはざまで悩んだ女性教員の決断
教員でママの方々は、学校現場では「担任や分掌主任としての責任」を背負い、家庭では「わが子の母親」としての役割を担っています。どちらの場でも「代わりがきかない存在」であるという二重のプレッシャーを抱え続けているのです。
教員の仕事は、単に授業を行うだけではありません。生徒指導や保護者対応、さらには学校内で起こる複雑な問題への対応など、高度な対人折衝能力や判断力を求められる業務が山積しています。
加えて、子育て中の教員の場合は子どもの急な発熱や呼び出しといった不測の事態が、お迎えや夕食の準備といった家庭のスケジュールを直撃します。
そのため、他の教員以上に時間的なプレッシャーが精神的な負荷を増幅させてしまうケースが多いのです。
事実、心身の不調により休職に追い込まれる教員は年々増加しており、2023年度には教育職員(※)の精神疾患による病気休職者が7,119人にも上りました。
このうち女性は4,253人で全体の約6割を占め、年代別では30代が最も多い結果でした。
※公立の小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校における校長、副校長、教頭、主幹教諭、指導教諭、教諭、養護教諭、栄養教諭、助教諭、講師、養護助教諭、実習助手及び寄宿舎指導員
参考:文部科学省|令和5年度公立学校教職員の人事行政状況調査について
責任感の強い完璧主義な先生ほど、「他の先生方と同じように仕事ができず申し訳ない」とご自身を責めてしまうことがあります。
また、慢性的な教員不足の中で時短勤務制度を利用することに対して、「周囲に負担をかけている」と居心地の悪さを感じてしまう方もいらっしゃいます。
その申し訳なさが蓄積すると、誰かに責められていなくても、自分で自分を追い詰めてしまうことがあります。
小学校教員17年目のAさんは、クジラボのプログラムを通じて次のような変化を感じられたそうです。
「『教員を辞めるか続けるか』という二択から『続けたい』という前向きな気持ちに、そして『教師に向いてないのでは』という不安から『私にできることはたくさんある』という自信に変わりました。様々な負の思考ループから抜け出すことができました」
このように、自分を責めてしまう思考の癖に気づき、視点を変えることで気持ちが楽になることもあります。教員特有の悩みだからこそ、専門的なサポートで解決できる糸口が見つかるかもしれません。
»「教師に向いてない」「辞めた方がいい?」負の思考ループから抜け出し、教師を続ける選択をしたわけ

心も体もいっぱいいっぱいのときに、「今すぐ続けるか辞めるかを決断しなきゃ」と自分を追い込む必要はありません。大きな決断を急ぐのではなく、負担を少しでも軽くする方法から試すことが、後悔が残らない選択につながるでしょう。
つらいときこそ一人で抱え込まず、誰かに気持ちを吐き出してみることが大切です。同僚や管理職、家族など、身近な人に相談しづらい場合でも、利害関係のない第三者であれば安心して話せることがあります。
たとえば、私たちクジラボのような教員専門のキャリアカウンセリングサービスであれば、学校現場の特殊性を理解した上で、あなたの価値観や強みを言語化します。その上で今後のキャリアの方向性を一緒に見つけるサポートが可能です。
また、心身の不調を感じている場合は、公立学校共済組合の「こころほっとサポート」といった公的なメンタルヘルスサポートを活用し、専門家に相談することも有効です。
「相談=退職の決意」ではありません。まずは、安全に話せる場所を確保しましょう。
仕事と育児の両立が困難なときは、自分ひとりで頑張ろうとせず、外部のサービスも選択肢の一つとして考えましょう。
行政サービスであるファミリーサポートに子どもの送迎をお願いしたり、食材の宅配サービスを利用して買い物の時間を減らしたりするのも良い方法です。
また家庭では、乾燥機付き洗濯機やロボット掃除機などの時短家電を導入することも解決策といえるでしょう。
仕事も育児も気合いではなく、仕組みで回すことが大切です。
もし「今の働き方はつらいけれど、教員という仕事自体にやりがいを感じている」という場合は、今の環境の中で働き方を柔軟に変えることができないかを考えてみましょう。
たとえば、土日の練習試合などがある部活動の担当を外してもらうなどの変更を申し出ることで、家族との時間を確保できる可能性があります。
スポーツ庁は2023年度から休日の部活動を段階的に地域へ移行する改革を進めており、こうした部活動の負担軽減に向けた取り組みが国レベルでも始まっています。
辞める前に、負荷を下げる交渉を試す価値はあるかもしれません。
参考:スポーツ庁|運動部活動の地域連携や地域スポーツクラブ活動移行に向けた環境の一体的な整備

「辞めたい」と感じる気持ちは、単なる逃げではなく、今の働き方や環境があなたの価値観や人生のリズムに合わなくなってきていることを知らせるサインかもしれません。
大きな決断をする前に一度立ち止まり、「自分はどう生きていきたいのか」「何を大事にしたいのか」とじっくり向き合う時間を持つことが、数年後も後悔しない選択につながっていきます。
教員ママの方々が抱える「辞めたい」という切実な思いは、決して個人のわがままや甘えではありません。人員不足や過重労働といった厳しい労働環境に対する限界のサインとして表れている可能性があります。
まずは、その苦痛がなぜ生じているのかを客観的に理解し、「辞めたいと思ってしまうほど自分は頑張ってきたんだ」と、ご自身の感情を否定せずに受け止めることから始めましょう。
自分の感情を認めることで、冷静に現状を見つめられるようになります。
現状のつらさから「とにかくここから逃げ出したい」という思いだけで転職をしてしまうと、場所が変わってもまた同じような人間関係や労働環境の問題に直面してしまうかもしれません。
大切なのは、転職を現状からの脱出という目的にするのではなく、理想の人生を叶えるための手段として捉え直すことです。
自分の価値観や強み、キャリアの方向性を考え、「転職することで何を叶えたいのか」という未来像を明確にしましょう。この軸があるだけで、求人の見方や選び方、面接での言葉なども変わります。
クジラボのカウンセリングでは、教員を続けることと辞めることをフラットに扱い、ご本人が納得できる選択を重視しています。
キャリアの岐路に立った際は、給与の額や教員という職業が持つ社会的信用といった条件面だけで判断するのではなく、もう少し深い部分に目を向けてみてください。
「本当はどう生きたいか?」という、ご自身の人生の軸に立ち返って検討することで、本当の思いが見えてくるはずです。

長年学校という世界にいると、「教員以外にできる仕事はあるのか」と不安を感じる方もいらっしゃいます。日々子どもたちと真剣に向き合い、保護者や同僚とも調整を行いながら働いてきた経験は、民間企業の現場でも活きる可能性があります。
ここでは、教員ママだからこそ挑戦しやすく、強みを活かせるキャリアの選択肢を、具体的な職種とともに紹介していきます。
「教員の仕事自体は好き」「引き続き教育に関わる仕事がしたい」という方には、これまでの経験をダイレクトに活かせる分野がおすすめです。
教材・教育サービスの企画職
学習支援・指導職
支援職
教育コーディネーター職
学校教員
研修・講師職
日本語教師
これらの分野では、学校現場の具体的なニーズや課題を熟知している教員経験者が高く評価されるケースがあります。
一方で待遇は幅があるため、「やりがい」だけで決めず、収入や勤務時間、休日、持ち帰り仕事の有無までセットで確認することが大切です。
「子どもではなく大人をサポートする仕事に興味がある」「人の人生の転機を支援したい」という方には、教員時代に培った対人支援スキルを活かせる職種があります。
企業の採用人事
キャリアアドバイザー
コーチング
カウンセリング
研修講師
メンタルヘルス支援
人材系企業の営業職
教員は、児童生徒や保護者、地域住民、同僚など多様な関係者との間で高度なコミュニケーションや調整を日常的に行う仕事です。加えて、生徒の成長を促す指導力や育成の視点も培われています。
教員としてのキャリアをいったんリセットし、まったく新しい環境でゼロからスタートを目指すという方向性もあります。
異業種転職は難しいと思われがちですが、少子高齢化による労働人口の減少という社会的な背景から、年齢だけで判断せず、人物重視のポテンシャル採用を導入するケースが増えてきています。20代であれば未経験でも挑戦できる幅は広いですし、30代であっても以前より未経験者への門戸は広がっています。
セールス職
接客・販売職
施工管理
店舗管理
制作管理
ただし、業界や会社によって差はあるものの、現在の年齢や勤続年数によっては一時的に給与が下がることが珍しくありません。あらかじめ貯蓄などの経済的な見通しを立てておくと、より安心して転職に踏み出せるでしょう。
組織に縛られず、自分の時間やペースを最優先にした働き方を選ぶという選択肢もあります。
非常勤講師となり授業だけに集中できる環境で子どもと関わり続ける方や、独立して活動を始める先生も一定数いらっしゃいます。
また、フリーランスとしての独立・起業、産休・育休後の復帰を見据えた一時的なペースダウンなど、ご自身の状況に合わせて働くことも可能です。

クジラボには、「もう無理かもしれない」と限界を感じて一度立ち止まった先生方が、これまでに5,000名以上(※クジラボブランド累計 2026年6月時点)ご相談を寄せてくださいました。
私たちは、キャリアの正解を押し付けるようなことはしません。先生ご本人の心身の健康と、「これで良かった」と後から思える納得感を何よりも大切にしながら、一緒に選択肢を整理し、整えていきます。
教員という職種は、求められる役割が幅広いため、「自分には向いていない」と自信をなくしてしまう方もいらっしゃいます。
私たちは「教員の仕事は好きだけど、今の働き方がしんどい」という方には、ご自身の強みを活かすことにフォーカスしています。また、苦手なことは「苦手」と割り切るような「完璧主義を手放すアプローチ」での支援も可能です。
辞めることだけが解決策ではなく、捉え方を変えることで続けられる可能性も一緒に探っていきます。
私たちは最初に「転職活動をしたからといって、必ずしも転職しなければいけないわけではない」ということをお伝えしています。
クジラボでのカウンセリングで転職へ一歩踏み出す方もいれば、外の世界を見たことで改めて教員の仕事の良さに気づき、継続を選択する方もいます。
まず「教員以外の職業に触れてみる」「自分の市場価値を知ってみる」ことは、ご自身のキャリアを客観的に考える上で非常に有効な手段です。
一般的な転職エージェントの場合、担当者が必ずしも公立学校の教職員の働き方や実情に詳しくないため、職務経歴書や自己PRに対して的確なアドバイスがもらえない場合があります。
クジラボは、教員に特化したキャリアカウンセリングサービスです。教員としての専門性やスキルの汎用性を正当に評価し、公立学校の教職員特有の制度に関する専門的なアドバイスを含め、現実的で具体的なキャリアパスをご提案しています。
キャリアに関する人生の重要な決断は、一人で抱え込まずに客観的な意見を取り入れることが重要です。
職場の人には相談しにくい内容も、私たちクジラボのような利害関係のない第三者なら、安心して打ち明けることができます。
対話を通じて頭の中のモヤモヤを整理することで、自分だけでは気づけなかった可能性や、本当に大切にしたい価値観が見えてくるはずです。その気づきを、現状への我慢に使うのではなく、未来を変える行動にシフトしていきましょう。
クジラボの無料キャリアカウンセリングが、あなたが自分らしいキャリアを切り拓くための、最初の一歩となることを願っています。

教員という枠から一歩外に出ることは、決して「安定を捨てること」ではありません。どんな環境でも生きていけるしなやかな安定を、自分の手で育てていくことでもあります。
一度立ち止まって心と体を立て直し、家族との時間も大切にできる働き方へ移行していくことは、キャリアの終わりではなく、新しいステージの始まりです。
一人で未来の地図を描くのが不安なときは、クジラボと一緒に安全なロードマップをつくりながら、あなたらしい人生の設計図を描いていきましょう。
教員専門のキャリアデザインプログラム
教員専門の
キャリアデザインプログラム

無料キャリア相談はこちらから