
小学校教員14年目
継続

育休復帰を前に、キャリアへの不安と内に秘めた想いの間で揺れていた小学校教員の山口瞳さん。「このままではいけない」と、教員特化のキャリア支援サービス「クジラボ」の門を叩きました。
プログラムを経て、彼女の視界はどう開けたのか。ゴールを見据え、力強く踏み出した現在の心境を伺います。※掲載内容は個人の体験談であり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。求人や、ご経験・スキル・地域によって、条件や結果は異なります。
育休からの復帰が目前に迫り、「このまま教員を続けるだけでは、何も成し遂げられないのでは」という漠然とした危機感を抱いたのがきっかけです。
10年後、時代に合った公教育を実現するために旗を振れる存在に、そして女性教員のロールモデルになりたい。そんな想いでSNS発信を始めましたが、ゴールへの道筋が見えず手探りの状態でした。
復帰すれば、この想いも日々の忙しさに消えてしまう。そうなる前に、専門家と一緒に一度本気でキャリアと向き合いたいと考えました。
当初は高額だと感じましたが、今は「やって本当によかった」と心から思います。理由は三つです。
一つ目は、やりたいことを仕事にするための道筋が具体的になったこと。漠然とした想いを実現するために、今すべき準備が明確になりました。
二つ目は、メンターの存在です。私が話した些細な言葉も記録し、話がまとまらない時には「以前こう話していましたね」と的確に立ち返らせてくれました。おかげで、自分でも気づかなかった本心や思考の変化を自覚でき、一人では得られない深い自己理解に繋がりました。
三つ目は、精神的に前向きになれたこと。心理的に安全な場で想いを全肯定してもらえたことで、「この道を進んでいいんだ」と大きな自信を持てました。「できたらいいな」という願望が、「絶対に成し遂げる」という強い意志に変わりました。
毎回のセッションが印象に残っていますが、Day5の「キャリア実現へのアクション設計」でぐっと前に進んだ感覚がありました。
今後届けたいものとして「やりきれない想いを抱える先生に寄り添う」というサービスの核が見えた時、メンターから「そのサービスを、あなた自身は買いますか?」と問われ、迷わず「買います」と答えられました。自分のやりたいことに意義があると確信できた瞬間です。
以前は目の前の課題に一喜一憂していましたが、今は一段階上から、俯瞰して物事を見られるようになりました。キャリアのゴールが明確になったことで、視点が大きく変わったのです。
目の前の「点」で悩んでいた状態から、ゴールから逆算して今を考える「線」の思考に変わりました。
短期的な視点ではなく、「ゴール達成のために今をどう過ごすか」と長期的に計画できるようになったことで、漠然とした不安は確かな手応えに変わりました。
キャリアのゴールを自分自身で設定できるようになったことが、最も大きな変化です。
これまでは「こうあるべきだ」という他者評価や、「詰めが甘い」という自己批判に縛られていました。しかし、自分の価値観や強みを深く理解し、自信を持ってゴールを設定できるようになったのです。
復帰当初は理想と現実のギャップに苦しみましたが、得られた俯瞰的な視点のおかげで、感情に飲み込まれず「どうすればできるか」と建設的に考えられるようになりました。冷静に状況を分析できるようになったのは大きな成長です。
まずはSNSでの発信を続け、同じ想いを持つ先生方との繋がりを広げ、悩んだ時に相談できる仲間のような存在になりたいです。
ファーストゴールは、書籍化やイベント登壇を通じて私の存在を知ってもらうこと。セカンドゴールとして、授業づくりに悩む先生を個別にサポートする伴走サービスを有料で提供したいです。
多忙な現場では、校内で気軽に相談する時間もありません。だからこそ、校外に専門家がいてもいいのではないかと考えています。
もし今、一人でキャリアに悩み、考えが堂々巡りになっているなら、ぜひ誰かに相談してみてください。私自身、一人では想いや経験が点のままで、線として繋がることはなかったでしょう。
クジラボは、迷える私たちを温かく受け止め、まるごと肯定した上で「じゃあ、どうしようか」と一緒に未来を考えてくれる場所です。キャリアに本気で向き合う一歩は勇気がいりますが、踏み出せば必ず視界は開けます。
このインタビューが、誰かの一歩を後押しするきっかけになれば嬉しいです。