「利用者のために」と自分を削る働き方からの脱却  “自分の炎”を消さないために選んだ、納得のキャリア再設計

就労支援11年目

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「利用者のために」と自分を削る働き方からの脱却  “自分の炎”を消さないために選んだ、納得のキャリア再設計

「利用者のために」と自分を削る働き方からの脱却  “自分の炎”を消さないために選んだ、納得のキャリア再設計
新卒で精神科病院の作業療法士として勤務後、より生活に近い支援を求めて就労支援A型、B型事業所へと転職を重ねてきたMさん。 「利用者のことは大好きだし、妥協したくない」。その強い想いと責任感はMさんの最大の武器でしたが、同時にそれは「利益優先の組織」との軋轢を生む原因でもありました。 「このまま組織にいたら、自分の大切な情熱(炎)が消えてしまう気がする」「でも、福祉以外の選択肢が分からない」。そんな葛藤の中でクジラボに出会い、Mさんは「自己犠牲」ではない「持続可能な支援のカタチ」を見つけ出しました。

※掲載内容は個人の体験談であり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。求人や、ご経験・スキル・地域によって、条件や結果は異なります。

クジラボに相談しようと思ったきっかけは?

「また同じ理由で辞めることになるのではないか」という恐怖心があったからです。

これまで2回の転職を経験しましたが、結局どこに行っても「現場の想い」と「会社の論理」の板挟みになり、疲弊していました。今の職場も、経営方針で急に事業内容が変わったり、現場の努力が評価されなかったりと、違和感が積み重なっていました。

「転職したい」と思っても、「また福祉業界に行けば同じことの繰り返しになる」「かといって、30歳手前で未経験の異業界に行けるのか」と思考がループしてしまい、一人では答えが出せなくなっていました。福祉職のキャリアに特化しているクジラボなら、私のこのモヤモヤを言語化してくれるかもしれないと思い、相談しました。

プログラムを受けてみての率直な感想は?

「自分のことは、自分が一番わかってなかったな」と感じました。

私はこれまで、無意識のうちに「利用者さんのために自分が我慢すればいい」という選択を繰り返していました。プログラムでは、いきなり選択肢を考えるのではなく、「自分は何を大切にしたいのか」「自分の強みは何か」を徹底的に掘り下げました。そのおかげで、今の苦しさが「自分の価値観(誠実な支援)」と「環境(利益優先)」のズレから来ていることが論理的に理解でき、漠然とした不安がスッと晴れていきました。

印象に残っているプログラムは?

DAY3の「強みの分析」です。

私は自分のことを「情に流されやすく、割り切るのが苦手な性格」だとコンプレックスに感じていました。しかしメンターさんはそれを、「人の痛みに寄り添い、決して妥協しないプロフェッショナルとしての才能」だと教えてくれました。

「その情熱は宝物だから、それを消そうとする環境ではなく、守れる環境を選ぼう」と言ってもらえた時、初めて「今の自分のままでいいんだ」と肯定できた気がします。

また、将来的に漠然と描いていた「生きづらい人の居場所作り」という夢も、単なる夢物語ではなく、具体的なキャリアの延長線上にある目標として設定できたのが大きかったです。

プログラムを通して、キャリアの不安はどれくらい解消された?

90%解消されました。

以前は「今の職場を辞める=利用者を見捨てる」ような罪悪感がありましたが、今は「自分が健やかであってこそ、質の高い支援ができる」と考えています。

残りの10%は、新しい挑戦への良い意味での緊張感です。これまでは「逃げるための転職」を考えていましたが、今は「自分の理想を実現するためのステップ」としてキャリアを捉えられるようになりました。

プログラムを通して、感じた変化は?

「選択肢(求人)」から考えるのをやめ、「自分の軸」で選べるようになりました。

以前は転職サイトを見ては「条件が良いからここかな」と飛びつき、入社後にギャップに苦しむ繰り返しでした。

プログラムを通して「自分は組織の歯車ではなく、血の通った支援がしたい」という軸が明確になったので、面接でも会社の理念や現場の考えについて堂々と質問できるようになりました。結果として、自分を偽らずに働ける環境を見極める目が養われたと感じています。

今後のキャリアについて、今考えていることは?

組織に所属しながら、個人の活動も小さくスタートさせようと思っています。

まずは、自分の専門性を評価し、現場の意見を尊重してくれる施設への転職を考えています。そこでは、以前のように消耗する働き方ではなく、仕組み作りにも携わる機会を得れたらと思っています。

そして、長年の夢だった「居場所作り」も、週末を使った小さなイベントから始める計画を立てています。「組織で働く自分」と「個人で表現する自分」、この2つの車輪を回すことで、なりたい自分になれたらいいなと考えています。

キャリアに悩んでいる介護・福祉職の方に向けてメッセージ

「優しさ」や「責任感」が強い人ほど、自分を守る術を知ってほしいです。

福祉の現場にいると、つい「自分さえ我慢すれば」と思ってしまいがちです。でも、自分自身がすり減ってしまっては、救えるはずの人も救えないと感じています。

一人で悩んで視野が狭くなる前に、プロの力を借りて「大切なことを整理」すると安心して前に進めるのかなと思います。

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