
中学校教員12年目
継続

中学校で12年間教壇に立ち続けてきたBさん。「誰かが怒ったり不満そうな顔をすると、自分が何かしてしまったんじゃないかとすぐ思ってしまう」という自分のパターンに気づいていたといいます。「自信が持てず、目の前の相手が聞きたそうなことを優先して答えてしまうところがあった」と振り返ります。転職も視野に入れたことがあったが、どこへ行っても同じことが繰り返される気がして、「問題は環境ではなく、ひょっとしたら自分にあるのかもしれない」と感じたことが相談のきっかけだったといいます。※掲載内容は個人の体験談であり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。
職員室の空気がピリピリしている時に、「自分が原因かもしれない」とすぐ感じてしまって。それが重荷でした。
環境を変えれば楽になるかもしれないと思い、転職を考えた時期もありました。でも「職場が変わっても、たぶん同じことになる」という感覚がありました。それなら一度話してみようと、あまり身構えずに相談することにしました。
セッションを受けて感じたのは、「自分の言葉で、素直に話せる」という感覚でした。それまでは誰かと話すとき、無意識に相手の望む方向へ話を合わせてしまうところがあって。でもセッションの中では、そういうことを気にせずに話せたんです。
それと同時に、「矛盾した気持ちをずっと見ないふりをしていた」ということも、少しずつ浮かび上がってきました。
自分の心の奥底にある感情を掘り下げるセッションが、特に心に残っています。自分の中に「こうあるべきだ」という強い縛りがあって、相反する感情が湧いてきても目を背けて押さえ込んでいたことが見えてきて。
その封じ込めてきた感情が静かに積み上がり、今の重苦しさにつながっていたのだということが、腑に落ちた瞬間でした。
「慎重すぎる自分を弱みだと思っていた」のが、「その感度こそが強みだ」と言っていただいたとき、長い間自分を責め続けてきたことへの見方がぱっと変わりました。
「またこの感覚に引きづられそうになっているな」と気づけるようになりました。
以前は引きづられていることにも気がつかないまま、ふと気づいたら何日も同じ気持ちを抱えている、という感じでした。でも今は「あ、この反応が出てきた」と一歩引いて眺められるようになって。それだけで、長引く時間がずいぶん短くなったと思います。
同僚がピリピリした雰囲気になっても、「自分のせいかも」とすぐに怖がらなくなりました。これまでは「人との関係は平穏にするべきだ」「我慢してでも相手に合わせるべきだ」と自分を縛っていましたが、これも自分の「こうあるべき」が引き起こしていることに気づいてからは、少し落ち着いて状況を見ることができるようになりました。
「これは自分の性格だから、どうにもならない」と諦めてきたことが、実は少しずつ変えていけるパターンだということを知ってほしいです。感じ方のクセは、正体をつかむことで少しずつ手放せるようになる。ずっと一人で頑張ってきた方こそ、一度話してみてほしいです。