
地方公務員専門職8年目
継続

保健所で働くMさん。専門職ゆえに異動の幅が限られるなか、育休復帰直後に2人体制の仕事をほぼ一人で担うことになり、心身ともに追い詰められる日々が続いていました。「この職場で、これから先もこの仕事を続けていくのか?」という漠然とした不安を抱えていたといいます。そんなMさんが出会ったのが、公務員に特化したキャリア支援サービス「クジラボ」でした。プログラムでの対話を通じて、自身の強みやキャリアの選択肢に気づき、少しずつ前向きな気持ちを取り戻していったと語ります。今回は、クジラボのプログラムを受講した感想を詳しく伺いました。※掲載内容は個人の体験談であり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。求人や、ご経験・スキル・地域によって、条件や結果は異なります。
転職について情報収集していたときに、たまたまクジラボを見つけました。「公務員特化」という言葉が目にとまり、すぐに申し込んだのを覚えています。だいぶ前から転職を考えてはいたのですが、プライベートとのバランスが取りやすい働き方を手放すことに不安もあり、なかなか一歩を踏み出せずにいました。
復職直後というタイミングも影響していたと思います。育休から戻ったばかりで、2人体制の内、もう1人の職員が産休に入ったんです。会計年度任用職員の方に助けていただきつつも、自分しかできない仕事も多く、正直しんどかったです。
今後の異動先も3つ程度に限られていて、どれもあまり魅力を感じられない。以前は刺激を受けていた尊敬する先輩たちがどんどん辞めていくのを見て、このままでいいのかという迷いが募っていきました。
一言で言えば、「モヤモヤが晴れた」という感覚です。これまで、自分一人で「つらいけど、がんばろう」の繰り返しでした。そんななかでクジラボのプログラムに参加し、対話を重ねるなかで自分では気づけなかった視点をたくさんもらいました。
自分の強みを客観的に見てもらい、認識できたことは大きな収穫でした。今の仕事へのつらさもなくなり、「もう少しがんばってみようかな」と前向きな気持ちになれたんです。
DAY3の「強みについての理解を深める」プログラムが特に印象的でした。ストレングス・ファインダーの診断結果だけでなく、メンターの野中さんが、自分の印象やセッション中のやり取りを踏まえてフィードバックしてくださったんです。
「この強みが、今の仕事に活かされているんだな」と初めて実感できました。その瞬間から、今の仕事に対する見方がガラッと変わったように思います。セッションではとにかくモヤモヤを解消したい一心で、自分をさらけ出していました。その想いに真剣に向き合ってくれた言葉だったからこそ、すごく響いたし、納得感もありました。
体感でいうと、85%は解消されました。残りの15%は、やはり人事異動への不安です。今の部署ならがんばりたい気持ちはあるけれど、異動があった場合に自分がうまくやっていけるかという不安は拭いきれません。
でも、クジラボのセッションのなかで、そんな環境の変化にも備えられるようになったと感じています。新しい職場で信頼できる人を早めに見つけるとか、どうしても合わないなら転職も視野に入れるとか。そういった“武器”を持てたのは大きかったです。
「今の環境は意外と恵まれている」と思えるようになったことです。外の世界を見てみたことで、逆に今の職場の良さにも気づくことができました。
DAY4では、転職する前提で転職エージェントの面談を受けてみました。マネジメントポジションなら求人はありそうでしたが、今の時点では違うと分かりました。
今の仕事は専門職で、異動先も限られています。異動先に魅力を感じられない理由は、他の課の業務内容や人間関係が見えないから。そこが明らかになれば、また考え方も変わるかもしれません。
スキルが必要な異動であっても、環境さえ合えば1から学びたいという気持ちはあります。マネジメントも、強い希望というよりは「自分が持っている素質から、今後伸ばしていけるのかも」と思える分野です。後輩を育てたいという想いが芽生えたら、チャレンジしてもいいと思っています。
公務員でモヤモヤしている人は、私のまわりにもたくさんいます。ただ、その一方で「安定しているから……」と我慢してしまっている人も多いと思います。
クジラボは、公務員という立場にしっかり寄り添ってくれる支援サービスです。私は、これまで一人では解決できなかったモヤモヤを、ようやく言葉にして外に出すことができました。
職場の研修の一環として取り入れてほしいくらい価値のあるプログラムだと感じたので、悩んでいる方はぜひ一歩踏み出してみてください。