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地方公務員として働く中で、「この仕事は本当に自分に向いているのだろうか」と悩み続けていた今野さん。自分の強みが分からず自信を持てないまま、将来のキャリアにも漠然とした不安を抱え、一人で答えを探し続ける日々。そんな中で出会ったのが、公務員のキャリア支援サービス「クジラボ」でした。プログラムを通して、自分自身と向き合い、思考のクセや強みに気づいた今野さん。現在は新しい環境で働きながら、将来のキャリアに向けて一歩ずつ歩みを進めています。今回は、受講を通して得た気づきや変化、そして今後のキャリアについてお話を伺いました。※掲載内容は個人の体験談であり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。
仕事を続ける中で、「この仕事は本当に自分に向いているのだろうか」と考えることが増えていました。
仕事を辞めたい気持ちはあるものの、辞めた先に何がしたいのかは分かりませんでしたし、自分の強みも分からない、自信もないという状態でした。5年後、10年後の姿もまったく想像できず、このまま働き続けていいのかという漠然とした不安を抱えていました。
一人で考えていても答えが出ず、誰かに相談しながら、自分自身を整理したいと思ったことが、クジラボに相談したきっかけです。
率直に言うと、「受けてよかった」です。本当に人生を変えてもらったと感じています。特に大きかったのは、自分では気づいていなかった思考や行動のパターンに気づけたことです。
私は、メンターとの対話を通して、「我慢すること」が当たり前になっていることに気づきました。自分では普通だと思っていたのですが、我慢することが自分の存在意義のようになっていて、自分の気持ちよりも周りを優先することが習慣になっていました。
その背景には、幼い頃から受けてきた影響もあり、自分では意識していなかった考え方のクセがあったことも分かりました。
一人で本を読んだり考えたりするだけでは、ここまで気づくことはできなかったと思います。第三者との対話だからこそ、自分では見えなかった部分を見つけてもらえました。
一番印象に残っているのは、「母親から言われてきたこととは逆の行動を、小さなことから試してみる」という課題です。
例えば、時間に余裕を持って行動してみるなど、本当に小さなことでしたが、それを繰り返していく中で、「私はこんなにも我慢することが当たり前だったんだ」と少しずつ実感していきました。
また、セッションの中でメンターからかけていただいた、「視点を自分に戻す」という言葉も印象に残っています。他人を基準に物事を考えるのではなく、「私はどうしたいのか」という視点を持つことの大切さに気づけました。
さらに、私には独特の「集中のリズム」があることも教えていただきました。それまで仕事が苦しい理由を能力不足だと思っていましたが、自分の特性を理解し、その扱い方を知ることで、仕事に対するネガティブな気持ちが大きく減りました。
かなり解消されたと感じています。
プログラムの途中で転職活動にも挑戦し、会計年度職員として新しい職場へ転職しました。
実際に環境が変わって驚いたのは、「苦手だと思っていたこと」が環境によって評価が変わるということです。
以前は自分には向いていないと思っていた仕事でも、新しい職場ではパソコンが得意だと言われたり、自分がいることで周りの仕事が助かっていると言っていただけたりしました。
以前の職場を退職するときにも、周囲から退職を惜しんでいただき、「私は思っていたほどできていなかったわけではなかったのかもしれない」と感じることができました。
自分の価値は能力だけで決まるのではなく、環境との相性も大きいのだと実感しています。
一番の変化は、「我慢すること」が減ったことです。
完全に変わったわけではなく、今でも我慢している自分に気づくことがありますが、そのたびに立ち止まって修正することができるようになりました。以前は無意識だったことが、自分で認識できるようになったことは大きな変化だと思います。
また、これまでは一人で抱え込むことが多かったのですが、「みんなで一緒にやる」という感覚も少しずつ身につけたいと思うようになりました。今は職場でも周りとのコミュニケーションを意識し、自分から関わることを少しずつ増やしています。
現在は会計年度職員として働いていますが、この環境で経験を積みながら少しずつ職務経歴を整理し、3年後を目安にもう一度転職活動をしたいと考えています。
また、子どもに関わる仕事にも関心があります。困難な家庭環境にある子どもたちを支えるような仕事にも興味があり、自分の経験や強みを活かせる可能性を探していきたいです。
焦って結論を出すのではなく、自分らしく働ける場所を丁寧に見つけていきたいと思っています。
私はこれまで、一人で考えている間は、ずっと同じところをぐるぐる回っていました。ですが、第三者と対話を重ねたことで、自分では気づけなかった思考のクセや強みに気づき、少しずつ前に進むことができました。
今キャリアについて悩む方がいたら、まず「自分を知ること」から始めてみて欲しいです。そして、自分を知るために、人の手を借りることも一つの方法だと思います。好調な時だけではなく、不安な時や立ち止まっている時こそ、誰かと対話する価値があります。
自分が納得できるキャリアを歩むために、ぜひ一歩踏み出してみてください。