
看護師7年目
転職

夜勤から離れ、生活リズムを整える。多くの看護師が一度は「理想」と思う働き方を選んだにもかかわらず、Oさんの心の奥に残ったのは、拭えない違和感でした。
「環境は良くなったはずなのに、なぜか満たされない…」忙しさや体力的な不安は減ったものの、仕事に対する手応えや、前に進んでいる感覚が持てなくなっていったといいます。
30歳を目前に、「このままでいいのだろうか」という問いが頭から離れなくなった頃、クジラボのキャリアデザインプログラムに出会いました。
自己理解を深めるプロセスを通して、これまで当たり前だと思っていた「安定」や「働き方」の捉え方が大きく変わっていきます。
今回は、そんな彼女がキャリアの不安から抜け出し、自分の強みを活かした新しい選択にたどり着くまでの変化についてお話を伺いました。※掲載内容は個人の体験談であり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。求人や、ご経験・スキル・地域によって、条件や結果は異なります。
「環境は良くなったはずなのに、なぜか満たされない」という矛盾したモヤモヤを解消したかったからです。夜勤がつらくて訪問看護に転職し、土日休みで生活リズムも整い、外から見れば「働きやすい環境」を手に入れました。でも、心の中ではずっと「物足りなさ」を感じていました。訪問看護のゆったりとした時間の流れや、現状維持を目的とする関わり方が、どうしても自分の性分に合わなかったんです。
「もっとバリバリ働きたい気もするけど、看護師以外に自分ができることなんてあるのかな」「もうすぐ30歳だし、このままでいいのかな」と、漠然とした不安がピークに達した時、クジラボの「看護師のキャリアだけでなく人生を考える」というスタンスに惹かれて申し込みました。
「自分の取扱説明書」が手に入った感覚です。
初回面談で担当の方から「あなたはご自身が思っている以上に探求心が強く、器用な方ですよ」と言われた時、ハッとしました。それまで自分のことを「飽き性でわがまま」だと思っていたのですが、プログラムを通して、それが「現状に満足せず、常により良い答えを探し続けたい」という強みであるとポジティブに変換できました。
自分の思考の癖や欲求を言語化してもらえたことで、霧が晴れるように視界がクリアになりました。
Day3の強みを整理するセッションです。
看護師としての臨床スキルしか持っていないと思っていましたが、精神科で培った「相手の言葉の裏にある意図を汲み取る力」や「複雑な状況から最適解を導き出すプロセス」こそが、ビジネスの現場でも強力な武器になると気づかせてもらいました。
「看護師か、それ以外か」という0か100かの思考から脱却できたのは、このセッションのおかげです。
100%解消されました。
受講前は「次に何をしていいかわからない」という不安で立ち止まっていましたが、今は「自分の強みが活きる場所はここだ」と確信を持って選択できているからです。
もちろん新しい職種への挑戦に緊張はありますが、それは「不安」ではなく、新しい山を登る前の前向きな感情です。
「安定」の定義が変わりました。以前は「資格があって、雇用が守られていること」が安定だと思っていました。
でも今は、「自分の強みを知り、どんな環境でも自分の足で立っていける自信がある状態」こそが本当の安定だと思えるようになりました。
また、仕事に対するスタンスも変化しました。「与えられた役割をこなす」という受け身の姿勢から、「自分の探求心を満たせる環境を自分で選び取る」という能動的な姿勢に変わったことで、表情も明るくなったと周りから言われます。
これからは医療系企業の導入サポート職として働きます。
病院やクリニックが抱える課題に対して、自社サービスを使ってどう解決するかを提案し、伴走する仕事です。
精神科看護師時代に培った「相手を深く理解し、答えを一緒に探す」というプロセスはそのままに、より広い視点で医療に貢献できることにワクワクしています。
「違和感」は、次のステージに向かっていくサインだと思います。
もし今、「何か違う」「物足りない」と感じているなら、それはもっと輝ける場所があるということかもしれません。
一人で悩んでグルグルしてしまう前に、プロと話してみてください。
自分の内側にある「本当の声」に気づくことで、見える世界は驚くほど変わると思います。