エージェント任せの転職を卒業し、見つけた「私が笑って働ける場所」

介護職10年目

転職

エージェント任せの転職を卒業し、見つけた「私が笑って働ける場所」

エージェント任せの転職を卒業し、見つけた「私が笑って働ける場所」
販売職などを経て、30代前半で「手に職を」と介護の世界に飛び込んだDさん。持ち前の責任感と、入居者様一人ひとりに向き合う誠実さで10年間現場を支えてきました。
しかし、自身のキャリアアップと環境改善を求めて行った転職でつまずきます。人材紹介会社に勧められるまま入職した「大手高級有料老人ホーム」は、効率とマニュアルが全ての世界。 「手厚い介護」を謳いながら、実際はスタッフが利用者を「業務対象」として淡々と処理する日々に、「ここは私の居場所ではない」という強烈な違和感を抱きました。
「もう40歳、次の転職で失敗したら後がない」。 そんな焦りと、エージェント不信の中で出会ったのが、キャリアコーチング「クジラボ」。 プログラムを通して、「なぜ今の職場に違和感があるのか」を言語化し、世間体や条件ではなく、自分の価値観に基づいた「最後の転職」へと踏み出したDさんの変化に迫ります。

※掲載内容は個人の体験談であり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。求人や、ご経験・スキル・地域によって、条件や結果は異なります。

クジラボに相談しようと思ったきっかけは?

「自分の軸」がないまま転職することへの恐怖があったからです。

実はクジラボに出会う前、転職エージェントに勧められるがままに転職をして、短期離職をしてしまった苦い経験がありました。その後、自分で探して入った現在の大手施設も、入ってみれば「効率優先・マニュアル至上主義」な環境。

「40歳でまた短期離職はできない」という焦りがある一方で、「じゃあ、どんな施設なら満足なのか?」と問われると、自分でも答えられなかったんです。

もうエージェントの「ここは条件が良いですよ」という言葉に振り回されたくない。

プロの力を借りて、一度徹底的に自分と向き合い、自分で判断できる「軸」を作りたいと思い、申し込みました。

プログラムを受けてみての率直な感想は?

「違和感の正体」が言語化され、霧が晴れたような感覚です。

一番の衝撃は、私が今の職場に感じていた「イライラ」や「モヤモヤ」が、単なるわがままではなく、私の譲れない「こだわり」から来ていたと気づけたことです。

私は、認知症の方や最期を迎える方とも、泥臭くても「人対人」として向き合いたかった。

だからこそ、今の職場の「スマートすぎる介護」や「マニュアル通りの対応」が許せなかったんだと腑に落ちました。

メンターさんとの対話で、「扱いにくい性格なのではなく、介護職としての『プロ意識』ですよ」と言ってもらえた時、初めて自分を肯定できた気がします。

印象に残っているプログラムは?

DAY3の「強みの分析」です。

自分では「不器用で、要領が悪い」と思い込んでいました。でも分析の結果、私には「一人ひとりに合わせる力」や「現場で柔軟に対応する力」という資質があることが分かりました。

前の職場では「時間がかかる」と否定されていた行動が、実は「その人らしい生活を支える」という介護の本質においては強力な武器だったんです。 「自分の強みが死んでしまう環境にいただけ」と分かったことで、「次は、この強みを『非効率』ではなく『手厚さ』として評価してくれる小規模なホームホスピスや、理念重視の施設を選べばいい」という明確な指針ができました。

プログラムを通して、キャリアの不安はどれくらい解消された?

100%解消されて、もう「次失敗したらどうしよう」とは思いません。

以前は「大手企業」「給与」「家からの距離」といった、表面的な条件で求人を見ていました。だから入社後に「社風が合わない」というミスマッチが起きていたんです。

今は、自分の中に明確な「コンパス」があります。 求人票を見る時も、給与欄より先に「理念」や「ブログの雰囲気」を見るようになりましたし、面接でも「利用者の最期にどう向き合っていますか?」と、こちらから質問できる自信がつきました。自分で選ぶ基準ができれば、不安はなくなるんだなと感じています。

プログラムを通して、感じた変化は?

以前は「エージェントに変なところを紹介された」「会社が現場を分かっていない」と、どこか他人のせいにしていました。でも、その環境を選んだのは紛れもなく自分自身だったんですよね。

プログラムを通して、「自分が何を大切にしたいか」が定まったことで、環境のせいにする暇があったら、自分が納得できる場所を探そう、という前向きなマインドに変わりました。 今は、今の職場にいる間も「ここは反面教師として学ぼう」と冷静に見ることができています。

今後のキャリアについて、今考えていることは?

「大手だから安心」という思考は捨てました。次は、一人ひとりの最期にじっくり向き合える「住宅型ホスピス」や、小規模でも理念のしっかりした事業所への転職を計画しています。

そこで、私の強みである「個別ケア」を存分に発揮し、利用者様もスタッフも、もっと笑い合えるような、人間味のある現場を作っていきたいです。 将来的には、現場の経験を活かしつつ、新人さんが「介護って楽しい」と思えるような教育にも携われたらと考えています。

キャリアに悩んでいる介護・福祉職の方に向けてメッセージ

日々の業務に追われていると、自分の気持ちに蓋をしてしまいがちです。「どこに行っても介護なんてこんなもの」と諦めている人もいるかもしれません。 でも、もし今の環境に息苦しさを感じているなら、もしかしたら「もっと良い介護がしたい」という情熱を持っているからかもしれません。

自分が体験したからこそ、悩んでいるときは「自分が何を大切にして働きたいか」を整理してみてほしいなと思います。

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