「聞くだけじゃ支援にならないと気づいた」 教員からフリーランスのキャリアコーチへ 

元特別支援学校教員

「聞くだけじゃ支援にならないと気づいた」 教員からフリーランスのキャリアコーチへ 

「聞くだけじゃ支援にならないと気づいた」 教員からフリーランスのキャリアコーチへ 
もともと人の悩みに寄り添うことが好きで得意だった元教員の小柳さんは、「強みを活かしてもっと誰かの力になりたい」と思い、コーチングを仕事にしたいと考えるようになりました。
高校生向けのコーチングを未経験でスタートしたものの、「問いかけが響かない」「本音が出てこない」といった壁にぶつかる日々。
そんな中出会ったのが、キャリアコンサルティングとコーチングの実践スキルを体系的に学べる、クジラボのキャリアコーチングスクールでした。
未経験から挑戦し、悩んでいた自分自身と向き合いながら、相手の“本音”を引き出すスキル、そして採用側の視点を踏まえたキャリア支援のあり方を学んだ小柳さん。
今では高校生から社会人まで、納得できる選択に伴走するキャリアコーチとして活躍しています。
「なぜこのスクールを選び、どんな学びがあったのか」、そして「どのように支援者としての一歩を踏み出したのか」、小柳さんにお話を伺いました。

※掲載内容は個人の体験談であり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。求人や、ご経験・スキル・地域によって、条件や結果は異なります。

Q. キャリアコーチングスクールを受講しようと思ったきっかけは?

もともと人の話を聞くのが得意で、「もっと誰かの力になりたい」と思ったのが、コーチングに興味を持ったきっかけでした。

それで、まずは手探りで高校生向けのコーチングを始めてみたんですが……正直、全然うまくいかなくて。「問いかけの仕方がわからない」「相手の本音が出てこない」ということに悩みました。本や研修でスキルは学んだつもりだったのに、「わかりません」と返されてしまう。壁にぶつかりました。

そんなときにクジラボのキャリアコーチングスクールを見つけて、体験セッションに申し込みました。

自分では「聞くのは得意」と思っていたのに、講師の鈴木さんとの対話の中で「話を“聞く”だけでは、本当の支援にはならない」と気づかされて、衝撃を受けたんです。初めて“プロの支援”というものを体感したというか……「これは独学じゃ無理だ」と思いました。

それで、「やっぱりちゃんと学ぼう」と決意して、このスクールを受講することにしました。

Q. 実際に受講してみて、印象に残っていることはありますか?

一番は、「傾聴・質問のスキル」と「キャリア支援者としてのあり方」の深さです。

それまで無意識にやっていたことが理論とつながって、「自分がやってきたことは間違ってなかったんだ」と安心できた部分もありました。でも同時に、「もっと深く支援するには、あり方が問われる」と痛感しました。

鈴木さんが話していた「まずは自分を満たすことが大事」「自分が整っていないと、相手の支援はできない」という言葉も深く残っています。教員を辞めて、まだ迷っていた当時の自分にとって、その言葉がすごく刺さったんです。

また、問いが刺さらなかったときも、以前なら沈黙が怖くて「どうしよう」と焦ってましたが、今は俯瞰して待てるようになりました。

高校生の支援をしていても、以前は「答えさせなきゃ」と問いを投げ続けることが多かったんですが、今は“待つ”ことができるようになりました。

特に高校生は、自分について深く考えた経験が少ない人も多いと感じています。だからこそ、焦らずに見守れるようになったのは大きな変化です。

Q. キャリアコンサルティングの実践スキルを学んだことで、支援に変化はありましたか?

大きく変化しました。

私は「転職する側」の視点は持ってましたが、「採用する側」の視点は完全に未知でした。でもスクールの中で、「企業がどれだけコストと責任のもとで採用しているか」「採用における4つの軸」などを学んだことで、すごくリアルに感じられるようになりました。

転職は「やりたい」だけじゃできない。市場のニーズ(NEED)と、本人の価値観(WANT)、強み(CAN)のバランスを取ることが大事なんだと知りました。

キャリアコンサルティングのスキルがなければ、クライアントが納得するまでの“伴走”はできていなかったと思います。

クライアントが話したことに対して、ただ背中を押すだけ。でもそれでは「進んでみたけど、なんか違った」となってしまう。

採用側の視点を知らなかったら、表面的なサポートで終わっていたはずです。

Q. コーチングスキルの面で変化はありましたか?

質問の質が変わりましたね。

振り返ってみると、以前は広く浅く質問していたと思います。それでは相手のモヤモヤは整理されない。

今は「感情を聞く → 過去の体験を掘る → 本人が納得できる価値観に気づく」という流れを意識して、毎回のセッションで必ずこの構成を入れるようにしています。

Q. キャリア支援者としてのやりがいを感じる瞬間は?

やっぱり、クライアントが笑顔で進んでいくときですね。

先日セッションを終えた方も、最初は「自信がない」と言っていましたが、対話を重ねていくうちに「自信が持てた、納得して現職を続けたい」と言葉にされていました。

“納得して選ぶ”ってすごく大切で、そこまで伴走できたことが嬉しかったです。

Q. 最後に、未経験からキャリア支援をしたい人へメッセージをお願いします。

私もそうでしたが、「人を支援したい」という気持ちの裏には、自分自身が悩んだ経験がある方も多いと思います。それってすごく大切な原動力だと思うんです。

でも、やりたいという気持ちだけでは支援はできない。

コーチングスキルはもちろん、採用側の視点や、キャリアの知識も必要です。

聞くのが得意だと思っていた私も、体験セッションで「本当のプロはここまでやるんだ」と衝撃を受けました。

だからこそ、学ぶことを恐れず、まずは体験セッションでプロのコーチングを体感してみてもらえたらと思います。

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