
看護師10年目
継続

出産・育児を経て、看護師として現場に復職したKさん。
仕事と家庭を両立させながら働く中で、日々時間に追われ、「このままの働き方を続けていいのだろうか」と悩むようになったといいます。
時短勤務で働いていても業務は時間内に終わらず、子どもの体調不良による急な欠勤も避けられない。周囲に対する申し訳なさと、自分のキャリアへの不安が重なり、気持ちは次第に行き詰まっていきました。
そんな中で出会ったのが、看護師向けキャリアデザインプログラム「クジラボ」。
プログラムを通して、Kさんは自分の置かれている状況をどう捉え直し、これからの選択肢を広げていったのでしょうか。その変化の過程を、詳しく聞きました。※掲載内容は個人の体験談であり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。求人や、ご経験・スキル・地域によって、条件や結果は異なります。
育休から復職して数ヶ月は、毎日が本当に綱渡り状態でした。
朝は戦いのように家を出て、仕事中は常に時計を気にしながら働き、お迎え後は疲れ切って娘にイライラしてしまう……。
「私は何のために働いているんだろう?」
「看護師のキャリアは、もう細々と続けていくしかないのかな」
復職前には想像していなかったような、閉塞感を強く感じるようになっていました。
そんな中で、SNSで「ママ看護師のキャリア」について調べている時にクジラボを知りました。
「お母さん」でも「看護師」でもない、一人の人間としての自分のキャリアを、もう一度ちゃんと見つめ直したい。そう思い、申し込みました。
「受けて本当に救われた」というのが、正直な感想です。
それまでは、「今の環境でどうにか頑張らなきゃ」と、自分を追い込むことばかり考えていました。
でもプログラムを通して、「今の悩みは、自分の能力不足ではなく、価値観と環境がズレているだけなんだ」と、客観的に捉えられるようになりました。
また、これまでの看護師としての経験だけでなく、育児を通して身についた忍耐力やマルチタスク能力も、「立派なキャリアです」と肯定してもらえたことが、何よりの支えでした。
DAY2の「価値観の棚卸し」です。
仕事、家庭、自分自身の時間。
今の自分にとって何が一番大切で、何にどれくらいエネルギーを使いたいのかを可視化したとき、理想と現実が大きくかけ離れていることに愕然としました。
でも、それが分かったからこそ、「今の職場に固執せず、自分の理想を叶える働き方を探していいんだ」と、前向きにキャリアを考えられるようになったと思います。
95%です。
以前は「ここを辞めたら、もう後がない」と思い込んでいました。
でも今は、自分の強みを言語化できているので、「もし今の職場で調整が難しければ、次はこう動こう」というBプラン、Cプランまで持てています。
この「選択肢がある」という感覚が、精神的な安定に大きくつながっています。
自分を責める時間が減り、家族と過ごす時間に笑顔が増えました。
「ママだからキャリアを諦める」のではなく、「ママになったからこそ、自分が幸せだと思える働き方を選んでいい」そう思えるようになったことが、一番の変化です。
また、職場でも「すみません」と謝るだけでなく、「助かりました、ありがとうございます」と、前向きなコミュニケーションが取れるようになりました。
まずは今の職場で、もう少し「働き方の交渉」をしてみようと思っています。
その一方で、保健師の資格やこれまでの経験を活かせる、「企業の健康管理室」や「産業保健」の分野もリサーチし始めました。
夜勤がなく、土日休みで、自分のペースで働けること。
家族との時間も、専門職としてのキャリアも、どちらも大切にできる場所を、妥協せずに探していくつもりです。
復職したばかりの時期は、心身ともに本当に大変だと思います。
「自分のことは後回し」が当たり前になっているお母さん看護師こそ、一度立ち止まって、自分のために時間を使ってほしいです。
クジラボは、今のつらさを軽くするだけでなく、5年後、10年後に「あの時動いてよかった」と思える自分をつくるヒントをくれます。
「お母さんだから」と諦める前に、まずは自分の本当の気持ちを、プロと一緒に整理してみてください。
きっと、新しい道が見えてくるはずです。