
看護師6年目
転職

大学病院で6年間働く中で、結婚をきっかけに「今の働き方をこの先も続けていいのか」と考えるようになったYさん。
仕事に大きな不満があったわけではないものの、将来を考えたときに、このままでいいのかという漠然とした不安を感じていたそうです。
転職という選択肢も頭には浮かぶ一方で、「看護師以外の選択肢を知らないことへの怖さ」や、転職エージェントへの不信感から、なかなか一歩を踏み出せずにいました。
そんな中で出会ったのが、看護師向けキャリアデザインプログラム「クジラボ」での時間が、Yさんにとって一つの転機となります。
自分にとって大切な軸を見つけ、納得して次の選択ができるようになるまで。その変化の背景をお届けします。※掲載内容は個人の体験談であり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。求人や、ご経験・スキル・地域によって、条件や結果は異なります。
一番大きかったのは「押し売りされない相談相手が欲しかった」という点です。
大学病院での仕事に大きな不満があったわけではありませんが、天井が見えてしまっている感覚や、周りの友人が転職していく様子を見て、「私はこのままでいいのか?」という漠然とした焦りがありました。
ただ、転職エージェントに登録すると、こちらの意向よりも「売上になる求人」を強引に勧められるという話を同僚から聞いており、利用をためらっていました。そんな時、SNSでクジラボを見つけ、「転職を前提としない」「フラットな相談」という点に惹かれて申し込みました。
「自分の人生を、初めて自分のために考えられた」という感覚です。
これまでは「親に資格を取らせてもらったから」「周りに迷惑をかけないように」と、無意識のうちに“他人軸”で仕事を選んでいました。プログラムを通じて、これまでの人生がいかに「思考停止」で、レールの上を歩くだけだったかを痛感させられましたが、同時に「これからは自分で選んでいいんだ」という許可を自分に出せた気がします。担当メンターさんは、私のまとまりのない言葉を丁寧に拾い上げ、決して否定せずに「それも大切な価値観ですね」と背中を押してくれました。
「理想の状態」を深掘りした時です。最初は「やりたいことなんてない」と思っていたのですが、メンターさんと話す中で「友人と値段や時間を気にせずご飯を食べたい」「夫との時間を大切にしたい」といった、日常の些細な願いが出てきました。
「そんなことがキャリアの軸になるの?」と最初は思いましたが、メンターさんから「仕事はあくまで手段。その日常を守れる働き方こそが、あなたにとっての正解」と言われた時に、視界が一気に開けました。立派な目標がなくても、自分の幸せのために働き方を選んでいいんだと腹落ちした瞬間でした。
80%解消されました。
受講前は「他を知らないことが怖い」という恐怖心からの不安でしたが、今は「自分が何を大切にしたいか」という判断基準が明確になったので、迷いがなくなりました。もし今後、壁にぶつかったとしても、このプログラムで作った「判断の物差し」があれば、自分で答えを出せると思えるようになりました。
周りと比較して落ち込むことがなくなりました。
以前は、キラキラして見える美容看護師や、違うキャリアを歩む友人を見て「あの時あっちを選んでおけば」と後悔することを恐れていました。しかし、自分にとっての幸せ(家族や友人との時間、精神的なゆとり)が明確になったことで、「私は私の人生を生きている」と胸を張れるようになりました。
結果として、条件面だけで求人を探すのではなく、「自分の理想の生活を実現できる環境」として訪問看護の道を選び、納得して働けています。
まずは新しい職場で、看護師としてのスキルを活かしながら、自分らしいペースで働き続けることです。そして、プログラムの中で見つけた「プライベートの充実」を妥協せずに追求していきたいです。将来的には、看護師という資格のお守りを持ちつつ、興味が出てきた分野があれば、副業など小さな一歩から挑戦してみようという心の余裕も生まれました。
看護師は「資格があるから食いっぱぐれない」と言われますが、だからこそ「本当にやりたいこと」や「自分らしい働き方」について考える機会を逃しやすいと感じます。
求人サイトを見れば選択肢は無限にありますが、自分の中に「選ぶ基準」がないと、どこへ行ってもまた同じモヤモヤを抱えてしまうと思います。
私は「お金を払ってまで相談するなんて」と最初は迷いましたが、これからの何十年という人生を他人の顔色を伺って生きるか、自分のために生きるかを変える投資だと思えば、本当に必要だったと思っています。