“誰かのため”に働き続けた警察官時代。5年間の迷いを経て見つけた自分も大切にする働き方

警察官16年目

転職

“誰かのため”に働き続けた警察官時代。5年間の迷いを経て見つけた自分も大切にする働き方

“誰かのため”に働き続けた警察官時代。5年間の迷いを経て見つけた自分も大切にする働き方
警察官として働きながら、5年ほど転職するか悩み続けていた佐藤さん(仮名)。「このまま同じ生活を続けていても何も変わらない」と感じる一方で、警察官の世界しか知らない自分が一般企業で働けるのか、不安を抱えていたといいます。そんな中で出会ったのが、公安職のキャリア支援に特化したサービス「クジラボ」。すぐに求人へ応募するのではなく、まずは自己分析から始めるプログラムを通じて、佐藤さんは警察官として歩んできたキャリアや自身の働き方を見つめ直していきました。転職を経て、仕事や自分自身への向き合い方はどのように変わったのでしょうか。転職を決意するまでの葛藤や、受講を通じた変化について伺いました。

※掲載内容は個人の体験談であり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。

クジラボに相談しようと思ったきっかけは?

実は、警察官を続けるか辞めるか、5年ほど悩んでいました。最終的に「このまま同じ生活をしていても何も変わらない」と強く感じたことをきっかけに、転職を決意しました。

ですが、警察官の世界しか知らなかったので、一般企業で働くのはかなり勇気が必要でした。だからこそ、いきなり求人に応募するのではなく、まず自分のことを整理してから転職したいと考えていたんです。

大手の転職エージェントも利用しましたが、転職することを目的に多くの求人に応募する方法に違和感を感じていたところ、クジラボに出会いました。公安職や公務員のキャリアに特化していて、「とりあえず転職すればいい」ではなく、自己分析から伴走してもらえるところに惹かれ、相談を決意しました。

プログラムを受けた率直な感想を教えてください

率直に、楽しかったです。メンターは、自分のことを何も知らない第三者です。だからこそ、家族や職場の人には言えないことも話せました。むしろ、一番素の自分で話せたと思います。

4回目のセッションあたりから、少しずつ自分の中で腑に落ちる感覚が出てきました。セッション後にメンターがまとめてくれたフィードバックシートを見ながら、「自分ってこうなんだ」「これを仕事にどうつなげるんだろう」と考えるようになりました。30年以上生きてきて、これほど自分自身について考えたことはなかったと思います。

印象に残っているプログラムはありますか?

警察官として働いてきた中で、「良かったこと」と「嫌だったこと」を振り返ったことです。

それまでは「仕事が嫌だから辞める」という感覚が強かったのですが、振り返ると、「この仕事は好きだったな」「楽しかったな」と思えることもありました。その結果、「嫌だから辞める」ではなく、「楽しかったけれど辞める」と思えるようになりました。警察官としての仕事を否定せずに終えられたことは、とても大きかったです。

また、応募する求人を考えていたときに、メンターから「条件だけで決めるのではなく、自分の気持ちを大切にしてください」と言ってもらえたことも印象に残っています。

プログラムを通して、キャリアの不安はどれくらい解消されましたか?

ほぼ100%解消されました。

初めての転職だったので、最初は何をしたらいいのか全く分かりませんでした。公務員試験しか受けたことがなく、応募書類の書き方も、自己分析した内容をどう伝えればいいのかも分かりませんでした。

そのような中で自己分析から書類作成、転職活動まで具体的にサポートしてもらえたことで、「何をすればいいのか分からない」という不安はなくなりました。

プログラムを通して、感じた変化はありますか?

一番大きいのは、「自分も大切にしよう」と思えるようになったことです。

私は昔から、誰かがやらなければならないことを自分が引き受けるタイプでした。例えば、警察官時代には、休みの日にディズニーランドにいた際に呼び出しが入り、そのまま引き返したこともあります。

当時は、それを特に苦だとは感じていませんでしたが、プログラムを通して、そうした行動が自分の「自己犠牲」の傾向だと気づきました。メンターから「無理に変えるのではなく、自分の傾向を理解して付き合っていくことが大切」と言ってもらえたことで、自分を否定せず受け入れられるようになりました。

転職後も、つい自分を後回しにしそうになることがありますが、今は「待て待て」と立ち止まれます。残業をしすぎない、きちんと休むなど、自分を大切にする働き方を意識しています。

今後のキャリアについて、今考えていることを教えてください

現在は、葬儀後のアフターサポートや一部セールスの仕事をしています。「人のためになる仕事をしたい」という軸は、今の仕事にもつながっています。

警察官時代にはなかった、売上目標に対して自分で改善策を考えるような仕事には面白さを感じる一方で、警察との考え方や文化の違いに戸惑うこともあります。

そうした経験を踏まえて、今の会社が自分に合っているのか、今後どんな働き方をしたいのかを改めて考えているところです。一度転職を経験したことで、「ここだけがすべてではない」と思えるようにもなりました。

「この組織で頑張りたい」という場所が見つかったら、上のポジションを目指していきたいと考えています。

最後に、キャリアに悩んでいる公安職の方に向けてメッセージをお願いします

まずは、警察官という誇りある仕事をここまで続けてきた自分に、「お疲れさま」と言ってあげてほしいです。

その上で、今の状況を変えたいという気持ちがあるなら、一度立ち止まって自分のこれからを考えてみてほしいと思います。転職するかどうかに関わらず、自己分析をして、自分が何を大切にしたいのかを整理する時間は、きっと将来の大きな財産になります。

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