
小学校教員
継続

小学校教員5年目のKさんは、子どもたちとのやり取りは自然にできるのに、同僚や保護者と向き合う場面になると「相手が何を求めているかを先に考えてしまう」自分に気づいていたといいます。「自分の気持ちを口にする前に、その場の雰囲気を読んで合わせてしまっていて」と振り返ります。そんなKさんがプログラムを経て変化したことを聞きました。※掲載内容は個人の体験談であり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。
私は子どもたちとは自然に話せるんですが、職員室や保護者対応の場になると「どう立ち振る舞えばいいんだろう」とすごく頭を使ってしまって。自分の考えよりも先に「ここでは何が求められているか」を探してしまうんです。
帰宅した後も「また今日もうまくできなかった」という感覚が残って、毎日消耗していたんですが、その理由がはっきりしなくて。自分のことをちゃんと整理してみたくて、相談することにしました。
セッションの中で「自分の言葉で話せている」という感覚があって、最初は少し不思議でした。普段は誰かと話すとき、相手が期待していそうな方向に答えてしまうところがあったんですが、セッションでは感じたことをそのまま素直に口にできました。
ぼんやりとした悩みの霧が少しずつ晴れて、「これが引っかかっていたんだ」と輪郭がつかめていく感覚がありました。「なんとなく疲れる」の正体が、少しずつ見えてきた気がしました。
過去を振り返りながら、「なぜこんなに場の空気を読もうとしてしまうのか」を探るセッションが印象に残っています。
幼い頃から「周りに合わせて自分を安心させていた」ということが見えてきて。それは弱さじゃなく、その当時の環境の中で自分を守るために身についた方法だったんだということを、初めて知りました。
「なぜ自分はこうなんだろう」という自分への否定的な思いが「こういう背景があったんだ」に変わっていく感覚がありました。
自分の感情の背景が理解できるようになりました。
以前は「なんかしんどい」という感覚のままでいたんですが、「このとき私は認めてもらいたかったんだ」「これは不安から来る反応だ」と少しずつ言語化できるようになってきて。感情の名前がわかると、少し客観的に見られるんです。「なんとなく重い」だけだったのが「何がどう重いのか」がわかるようになったことで、気持ちの整理の仕方が変わりました。
以前は「人に合わせすぎてしまう自分」はよくないと思っていたんですが、今はそれがどこから来ているかを理解した上で「じゃあどう動くか」を考えられるようになってきました。子どもたちとのやりとりだけではなく、同僚や保護者との会話の中でも「自分の言葉で素直に話せる場面」が、少しずつ増えてきた気がします。
「特に大きな問題があるわけじゃないから」と感じている方こそ、一度受けてみてほしいです。
「なんとなく疲れる」「なんとなく重い」は、放っておいてもなかなか消えていかない。自分の感じ方のパターンを知ることで、その「なんとなく」がクリアになりました。