
教員
継続

「このまま教師を続けていていいのだろうか」。理想とする教師像と現実とのギャップに悩み、転職も選択肢の一つとして考えていたYさん。一方で、やりたい仕事が明確にあったわけではなく、これからのキャリアをどう考えればよいのか迷っていました。
そんな中で出会ったのが、教員のキャリア支援サービス「クジラボ」。自分の価値観や強みを掘り下げる中で、これまで抱えていた悩みの背景が少しずつ明確になり、「辞めるか、続けるか」だけではなく、「今の仕事にどう向き合うか」という新たな視点を持てるようになったといいます。
自分自身への理解を深めたことで、Yさんの仕事やキャリアに対する考え方はどのように変わったのでしょうか。詳しくお話を伺いました。※掲載内容は個人の体験談であり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。
教師として働く中で、「このまま続けていっていいのだろうか」と思うことがありました。仕事を辞めることも選択肢の一つとして考えていましたが、転職したい仕事が明確にあったわけではなく、自分がこれからどうしたいのかを整理できていない状態でした。
特に、自分の中に理想とする教師像がある一方で、現実には思うようにできていないことも多く、そのギャップに悩んでいました。一度、自分自身のことや今後のキャリアについてきちんと整理してみたいと思い、クジラボに相談しました。
受講する前は、「教師を辞めるかどうか」ということに意識が向いていましたが、プログラムを通して、必ずしも辞めることだけが答えではないと気づきました。
自分が教師として何を大切にしてきたのか、どのような教師になりたかったのかを振り返ることで、初心に帰ることができたと思います。転職するかどうかを考えるだけではなく、「今の仕事にどう向き合っていくのか」という視点を持てたことは大きかったです。
また、自分の強みについても、さまざまな視点から見つめ直すことができました。自分では気づいていなかった部分を言葉にして整理できたことで、自己理解が深まりました。
特に印象に残っているのは、自分の価値観や強みを分析したことです。
分析を通して、「最上志向」や「適応性」といった自分の特性を知り、自分がなぜこれまで悩んできたのかが少しずつ分かるようになりました。
自分には「こうありたい」という理想が強くあります。一方で、完璧にできないと思うと、最初の一歩を踏み出せなくなることもあります。結果的に何もできず、そんな自分に嫌気が差してしまうこともありました。
以前は、単純に「自分は行動できない」「自分はだめだ」と考えていましたが、「せっかくやるならば常に最高・最上のものを目指したい」、という願いがあるがゆえの想いなのだと気づきました。このような、自身の思考の癖を知ることで、業務や人間関係での得意・苦手が明確になったのは大きな気づきでした。
受講前は「教師を続けるか、辞めるか」の2つの選択肢で悩んでいましたが、プログラムを通して、「教師という仕事にどのように向き合うべきか」を見つめ直す機会になりました。
受講前に自分が抱えていた悩みの背景には、自分自身の特性や理想の高さが関係していることが分かり、漠然としていた不安が整理された感覚があります。転職するかどうかを急いで決めるのではなく、今の環境でまだできることがあると気づきました。初心に立ち返り、「まずは教師としてできることをする」という方向づけができたことで、不安も軽くなりました。
自分の課題が明確になり、苦手の克服にもつながると感じられたことです。
プログラムを通して、自分自身がその場その場で業務に対応する傾向があることに気付きました。校内での予期せぬ事態を見越して、余裕を持った授業準備を意識していこうと考えています。
自分の特性を理解したことで、「できない自分」を責めるだけではなく、「では、どうすればうまくいくのか」を考えられるようになったのはとても大きな変化だと思います。
今は転職を急ぐのではなく、まずは教師として、自分の理想に少しでも近づけるように取り組んでいきたいと考えています。
現在は小学校で理科専科を担当しています。もともとは文系出身ですが、教員になってから理科を担当するようになり、改めて振り返ると、理科を教えているときが一番楽しいと感じていることにも気づきました。
だからこそ、まずは今の仕事にしっかり向き合い、より良い授業ができるようにしていきたいです。授業準備や学級運営についても、これまで以上に事前に考える時間をつくり、計画的に進めていきたいと思っています。
キャリアに悩んだときは、「今の仕事を続けるか、辞めるか」だけで考えず、一度自分自身を振り返ってみることが大切だと思います。
自分が何を大切にしているのか、何にやりがいを感じるのかを整理することで、新しい方向性が見えてくることもあります。
一人で考えて行き詰まったときは、誰かに相談してみることも検討してみて欲しいです。話すことで自分では気づかなかった考えや気持ちが見えてくるので、これからの選択肢が広がると思います。